革命記念日(パリ祭)当日のパリに滞在した話

1789年7月14日は、フランス革命の発端となったバスティーユ襲撃事件が起きた日です。
それを記念して、7月14日はフランスの革命記念日(日本では”パリ祭”の方が馴染みがあるかも)として、国を挙げて祝われています。

2018年の夏、その大事な日にパリに滞在するという貴重な体験をしました。

しかも。しかもですね。
その年のワールドカップの決勝が、翌日の7月15日でして。

なんとなんと、フランスが優勝したんです!おめでとう!!

そんなわけでもうパリ市内の無法地帯っぷりが本当に凄かった。
さすがにちょっと身の危険を感じてしまいました。

ある意味楽しかったけどね。
ホテルのお兄さんに「おめでとう~!」と言ったら
「ありがとう!!」とテンション高くはしゃいでました。

ワールドカップの話は置いといて、革命記念日の日はパリ全体がパリだけにパリピになっていて面白かったので、なんとなく振り返ってみようかと思います。

スポンサーリンク

13日の夜は前夜祭

パリの街は記念日の前日である13日の夜、にわかに騒がしくなります。
その時ちょうどクルージングでセーヌ川にいましたが、夜も更けた頃から川岸に人が集まって、お酒を飲みながらどんちゃん騒ぎを始めたのが見えました。

岸辺にいた地元民と思われるお兄さん方に手を振ってみたら、一列に並んでズボンを脱いで一斉に尻を見せてくるというww
それまでフランス人にはクールでお洒落なイメージがあったのがガラガラと崩れ落ちました。笑。親近感。

ダンスパーティをしてたのかな?照明と音楽で何処もにぎやかでした。

光るおもちゃのような物を売っている業者の方が沢山いて話しかけてきますが、
ぼられる気配がしたので遠慮しておきました。

軍事パレード

翌日、凱旋門からコンコルド広場に向けて、シャンゼリゼ通りで軍事パレードが行われます。
毎年タイムスケジュールが違うのだと思いますが、2018年の場合は10時半-11時40分までの1時間程度。大統領の演説や、戦闘機のショーもあり盛り沢山です。

案の定凄い人で、できれば良い位置で写真が撮りたかったのですが、まったく入る余地無しでした。笑
これ、たぶん、朝早くに並ばないと最前列では見れないんだろうなぁ。でも楽しかった。

↑ギャラリーの数がすごい。

任務を終えて笑顔の兵隊さん達。

当日はパレードの影響で交通規制がなされ、また地下鉄の駅も使用できないのが何か所かあるため注意。歩いて移動するにしてもかなり遠回りをする羽目になります。余裕を持ってホテルを出ましょう。

あっそれから、防犯のためにも軽装で出かけたほうが安全です!

ルーヴル美術館入館無料

この日はルーヴル美術館が終日入館無料になるので、ちゃっかりと恩恵に与りました。

写真ではわかりづらいですが、かなりの長蛇の列ができていました。入場まで物凄く時間がかかるのかと思いきや、意外と進みが早く、15分程度で入れました。
この人数でも、いやこの人数だからこそ?手荷物検査はしっかりと行われます。

中はまさに迷宮で、インフォメーションでいただいた地図を見ても自分のいる位置がまったくわからない(頭を抱えながら)
そもそも展示物が多すぎて到底1日では見きれないので、何日か通ってのんびり見たいものです。
時間に制約があるとどうしても見れたことに満足して「オッケー!はい次!」と弾丸になってしまいがちですよね。勿体なかった。

でもずっと見たかった「サモトラケのニケ」を生で見ることができて幸せなひと時でした。

タイトルとURLをコピーしました