たわけです。
今日は私の推し写真加工/管理アプリ、Lightroomについてです!
カメラマンの仕事を若干かじった際にPC版とモバイル版を導入したら、あまりの使い勝手の良さにこれ以外のアプリが使えなくなってしまいました。思うつぼですね。
大手事務所のプロの方も編集・セレクトにLightroomを使っていたりしたので機能的には間違いないと思います。
とにかく機能はべらぼうに多いので、写真の編集にこだわりたい方にはうってつけと言えるでしょう。マジで使用前と使用後で一線を画した写真が出来上がります。
そういうわけで、ここ数年、スマホやPCで写真を編集する時は必ずLightroomを使っている程にはお気に入りなのですが、ゆるりとその推しポイントを紹介したいと思います。
今回はアプリ版。
あ、ちなみにアプリには無料版(お試し期間?)と課金版があるのですが、私は課金版を使っているため、無料版の機能がどこまでなのかはわかりません。申し訳ない。
目次
- スマホで撮った写真の編集
- カメラで撮った写真の編集
- 2.アルバムにフォルダで階層を作れるため画像を管理しやすい
- 3.PCやタブレットなど、異なるデバイス間でデータを同期できる
- 4.高性能なアプリ内カメラ
- Lightroomを激推しする理由まとめ
1.画像の補正機能が神
なによりもこれですよ。
ぱっとしない写真でもLightroomで加工すると一段も二段も素敵な写真にすることができます。普通スマホのアプリにはほぼついていないような機能も搭載されているため、クオリティに差がでます。
スマホで撮った写真の編集
こちらはパリで撮ったジャンヌ・ダルクさんです。なんだかぱっとしない写真です。(例が微妙でごめん)
あと女の子なのに下から煽ってごめん。
これを、すこしでもマシな写真になるように編集していきたいと思います。
暗いところを浮かび上がらせておけば大概なんとかなる(持論)
「ライト」項目でコントラストや明るさをそれぞれ変えます。
+87も上げてしまうとさすがにいろいろ粗が出ると思いますが、拡大して使うわけでもないので今は大丈夫。
「自然な彩度」バーで、自然な色味を保ったまま写真を鮮やかにします。
ちなみにこの下にはただの「彩度」バーもあります。
屋外で撮った写真に対しては大体やるのですが、カラーミキサーで青を少し強調します。
すると、なんということでしょう!空が少し鮮やかになりました!
ここまででもかなり変化がありましたが、最後は気まぐれに「明瞭度」バーをいじってみます。
輪郭がはっきりとして、気持ち引き締まりました。
この辺は好みなので、思う存分に遊びましょう。
「明暗別色補正」という機能も明るい部分と暗い部分を分けて編集できるので便利です。(写真は極端にしてありますが)
……と、いうような機能があるアプリです!便利でしょ!!
尚、上記のような手動での補正が面倒な場合は、プリセットで様々なフィルタ機能が搭載されていますので、ポチっとするだけで何だかお洒落な写真に勝手にしてくれます。
カメラで撮った写真の編集
以下はRAW画像の例。JPGではないので注意です。
RAW画像とは、JPG形式よりも自由に編集できる形式だと思ってもらえればここでは大丈夫です。
カメラで撮ったRAWも同期(※後述)すればスマホで編集することができます。
何も編集していない素の状態の写真。
後ろに明るさを合わせているため、手前の鳥居が暗く写ってしまっています。
とりあえず暗い部分を浮かび上がらせ、ついでにハイライトを下げることで空の色を出します。RAWなので多少大きな数字を動かしても大丈夫です。
右上の虹色のボタンから、それぞれの色ごとに明るさや濃さをいじります。ほんとこの機能便利。
↑はたしか空の青を強くして、気持ち赤や緑も鮮やかにしたかな?
またしても「自然な彩度」バー。
細かいことがわからなかったらとりあえず「自然な彩度」バーをぐりぐりすれば、程よく鮮やかになったり色あせたりします。
ジャンヌの時は「明瞭度」バーでしたが、今度は「かすみの除去」を使ってみます。機能は似ていて、こちらも写真をくっきりさせることができます。
「テクスチャ」「明瞭度」などのバーも必要に応じて使ってあげると、人よりも一歩前に出た写真を作ることができます。例はまた今度。
Lightroomがあればひとまずなんでもできるといっても過言ではないでしょう。
2.アルバムにフォルダで階層を作れるため画像を管理しやすい
さて、次に優れていると感じるのはアルバム機能です。
フォルダを好きなように階層化できるため、すっきりと整理して収納することができます。
データの大掃除をした直後なので↑はやたらと殺風景ですが。笑
私はジャンル毎や日付毎にまとめています!
3.PCやタブレットなど、異なるデバイス間でデータを同期できる
Adobe製品は普通に買うとめちゃくちゃ高いイメージがあります。が、Creative Cloudに登録するとお手頃価格の月額課金で利用できたり、無料で体験版を使用できたりと、最近は手が届きやすくなっています。
で、このCreative Cloudに登録するとPCやスマホやタブレット間でデータを同期できるので、出先のスキマ時間で写真を編集したりといったことが可能になります。
もちろん編集後の情報も同期されます!
筆者はタブレット・スマホ・PCにそれぞれLightroomをインストールしているのですが、この同期機能がかなり便利です。
ローカルにデータを落としておけばWifiが無くても編集できますし、かなり捗りました。笑
注意点は
・PC版Lightroomはかなり重い
・月額料金がかかる
色々とプランが用意されていて、最初どれを選んだら良いのかわからなかったのですが、筆者は写真の編集がしたかったのでひとまず月額980円のフォトプランを利用しています。
自分にどのプランが合っているのかわからない方は、ひとまず本登録する前に無料体験を試してみることをおすすめします。
4.高性能なアプリ内カメラ
これこれこれ。他のアプリにはそうそう無い機能があるんです。
Lightroomにはアプリ内カメラが搭載されていて、それが超高性能。
普通スマホのカメラはISO(感度。超簡単に言うと明るさ)やシャッタースピード、ホワイトバランスを自動で調整してくれるのですが、Lightroomのアプリ内カメラの「プロフェッショナル」モードでは、それを手動で設定することができるのです。
まさに痒い所に手が届く機能。
ISO:25~2000
シャッタースピード:1/10000~1/4
ホワイトバランス:晴天や曇天などを選択できる他に、ニュートラルグレーを選択する方法もあり
シャッタースピード1/10000はちょっと数値が高すぎて(また実際に使ってみるとノイズが多くてほぼ使えない)どういうことなのかわかりませんが、数百~1/4まではかなり使えます。
さらに!!!さらに!!!!
マニュアルフォーカス機能もあるんです。
やばいですよこれは。どういう仕組みなのかわかりませんが、これがかなりそれっぽいのです。
こうしてピントが合っている部分が緑色で表示されます。
普通に地球儀にピントを合わせることも、
敢えて地球儀よりも向こう側にピントを合わせて、意図的にボケを作り出すこともできます。
スマホで撮る写真の自由度が圧倒的に広がります。
Lightroomを激推しする理由まとめ
以上、ここまで読んでくれた方はわかってくださると思いますが、私がアプリ版Lightroomを激しくお気に入りな理由は
- ほぼ何でもできる写真補正機能
- フォルダで階層が作れるので写真の管理がしやすい
- PC⇔スマホ⇔タブレットでデータを同期できる
- ISO、シャッタースピード、ホワイトバランス、マニュアルフォーカスを設定できるアプリ内カメラ
です!!!
是非このアプリを皆に広めたい……!!