【実録】「腕を骨折した時にあって便利だったもの」10選 自宅療養に必須級のアイテムも

先日、事故で片腕を骨折してしまうという事件がありました。

シャンクス、腕が!!
ということで、せっかくなので「片腕が使えない時にあると便利なもの」を自分の経験から綴ってみたいと思います(タダでは転ばない姿勢)。

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前開きの服

便利と言いましたが、便利どころか無いと着替えられなくて詰みます。ずっと同じ服を着ているか、ずっと裸でいるかの二択になります。
具体的には甚平やワイシャツなどがおすすめ。筆者は療養5日目くらいで外出用のワイシャツも着尽くしてしまいました。
ずっと裸でいるのはさすがに無理だったため、ネット通販で安めの甚平パジャマを注文しました。

クレンジングシート

片腕が使えないと洗面所で顔が洗えなくなります。
入浴中はどさくさまぎれに洗えるのですが、朝起きた時に洗顔できないのは地味につらい……。
そこでクレンジングシートの出番です。クレンジングシートで顔を拭くことで洗顔代わりにします。
無いと生活が詰むというほどではありませんが、あるとQOLが上がります。

コットン

化粧水を使うタイプの人は、コットンがあると捗ります。
というのも、片手だと化粧水などをはたくのも非常にやりづらくなるため、コットンに染み込ませてやるとスムーズだからです。
普段から使っているという人には書くまでもないですね。笑

シャワーヘッドの止水ボタン

水道設備に対しては実はあまり良くないらしいという噂もあるシャワーヘッドの止水ボタン。この時ばかりはあってよかったと心から思いました。
腕が一本使えないだけで、いちいちお湯を止める余裕が一切無くなるので、手元で出したり止めたりできるのはかなり助かりました。

レトルト食品・冷凍食品・カップ麺類

片手で料理はかなりしんどかったので、出来合いのものや、簡単に調理できるもので凌ぎました。
カップ麺、レトルト食品、冷凍食品類を大量に買い込み、順番に食べていました。
また、長期間こういった食生活をしていると栄養が偏るので、冷凍野菜の大袋を買って、定期的に食べるようにします。

使い捨ての食器やカトラリー

上記と同じく食事に関して。
洗い物もしっかりできないだろうなと判断したため、紙皿や紙コップをたくさん買って毎食使いました。
水気や油分の多い食べ物を長時間入れることに少し不安がありますが、洗い物をする必要がないのが大変助かりました。カトラリーは割り箸などを使用すると便利です。

イヤホン

イヤホンの所持率はそこそこ高そうなので、敢えて書くほどのことでもない気がしますが、絶対あったほうがいいものなので書いておきます。
というのも、イヤホンがあればスマホで電話をするときに手を空けておけるので、メモを取るのに便利でした。
事故にしろ何にしろ、怪我をした直後は電話をする回数が増えると思うので……。
ちなみにヘッドホンは片手だとばいーんとなってしまって着けづらかったです。

スマホスタンド

スマホを見る時に便利だったのがスマホスタンド。
スマホを使う際、デスクの上に乗せて操作するか、片手で持って頑張って操作するかしかなくなって大変不便だったので、自由に曲げられるタイプのスマホスタンドに固定しました。
寝転がった状態でもスマホを操作できるようになるのが大変助かりました。

ヘアクリップ

特に髪が長い方に必須と思われるのがヘアクリップ。
片腕だと基本は髪が結べません。外出時や事務作業時など、髪が暴れ回って欲しくない時にまとめておくものが必要です。
結ぶ代わりにヘアクリップでまとめると、ある程度マシになります。簡単に挟めるタイプのものがおすすめです。

クッション

クッションもあってよかったと思ったアイテムです。主に寝る時に使います。
腕を固定している時も、固定が取れてからも、怪我している方の腕は動きが制限されているため、寝心地が果てしなく悪いのです。
痛いし痺れるしで、夜中何度も目が覚めてしまうこともしばしばでした。そこでクッションを腕の下に入れて寝てみると、いくらか軽減されました。

個人差があるとは思いますが、怪我が原因で寝心地が悪いという人は試してみる価値はあると思います。

番外編:あればもっとよかったもの

ボディブラシ

入浴する際に困ったことの1つが、「背中が洗えない」というものだったので、背中など、手が届かない部分を洗える長いタイプがあれば、きっと便利だったなぁと思いました。
折れていない方の肩も手が届かなくて厳しかったです……。
結局買う前に回復してきたので、買わずに終わってしまいましたが……。

片手で挟める洗濯バサミ

食事や入浴は工夫でどうにかなっても、洗濯だけはどうにもならんというほど不便さを感じました。
片手で洗濯バサミに洗濯物を挟むという難易度の高さといったら。うーん今思い出しても無理。
そのため、全く片腕が使えない時は、床に物干しを置いた状態で洗濯物を挟み、その後使える方の片腕で持ち上げて高所に干す方法でやっていました。
重くて頭の血管ちぎれるかと思いました。

ある程度使えるようになってからは、椅子の上に乗って(※腕が一定の高さ以上に上がらないため)洗濯物を干す方法を思いついたので、面倒ではありますが少し楽になりました。

もし「片手で挟める洗濯バサミ」があったらすごく便利なのになぁ……と思っていたのですが、探したらなんと本当にありました。
筆者はちょっと気付くのが遅かったなという感じですが、現在進行形で困っている方はぜひ検討してみてください。

まとめ

以上、「片腕を骨折した時にあって便利だったもの」と、「あればもっとよかったもの」について、経験をもとに書いてみました。

ユニバーサルデザインについて考えるいい機会になりました!

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