【昆虫食初挑戦】「コオロギチップス」を食べてみた感想

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コオロギチップス発見

薬局で衝撃的な(?)商品を見つけました。

その名も、「コオロギチップス」。お値段400円程度。
商品名だけ見ると、コオロギを丸ごとフライにしたの??という印象を受けますが、実際はコオロギの粉末を練り込んだ生地をチップスにしたものです。

筆者はテレビで見たことがあったので、「お、これが噂の!」という感覚で購入。
抵抗感等は特になく、完全に興味本位でした。
なにしろイナゴ食ってる国の民なので……

中身。色味が少し原材料を彷彿とさせます。
袋に「コオロギ30%」とあったので、コオロギの色っぽい……

味は

!!!

えびせんみたい。

特にクセもなく、変わった匂いもなく、8割くらいえびせん。ただ、思っていたよりかは食感が固めでした。
強いていうなら大豆のような風味があるような?(後味が特に)
原材料を確認したところ、食用コオロギ粉末の他に、タピオカでん粉と大豆たんぱくが入っていたのでそれでしょうか。

(よく見たら注意書きに「えびやかになどの甲殻類と類似した成分が含まれています」という記載があったので、えびせんという感想はある意味で間違っていなかったようです。甲殻類アレルギーの人は注意!!

なぜコオロギを食べようとしたのか

そもそもこの商品の開発者はどうしてコオロギを食べようと思った?という話ですが、いつか来るであろうと危惧されている世界的な食糧危機※に対する備えとして、昆虫食の分野が開拓されつつあります。
昆虫は、タンパク質1キロあたりを生産するために発生する温室効果ガスの量が少ない・必要になる飼料が少なく環境に優しいこと、生産が早いこと・生産に必要な面積が狭いことなど、メリットが多いのです。
さらに、栄養価も高く、コオロギチップスに関して言えば、たんぱく質・ビタミンB12・鉄分を摂取可能。
とりあえず、めちゃくちゃ優秀な食材なんだなということがわかります。

参考記事:https://agri.mynavi.jp/2020_09_29_134081/

※尚、食糧危機が来るか否かに関しては諸説あるようです。

様々な“コオロギ”製品

コオロギチップス(筆者が食べたもの)
未来の健康スナック コオロギチップス ほんのり塩味 30g
by カエレバ

 

お菓子

↑何種類か味にバリエーションがありました。
ペリペリ味って何……!?と思ったら、南アフリカの調味料「ペリペリソース」のことらしく、「唐辛子の入った酸味のあるスパイシーなソース」だそうです。
美味しそう。でもたぶん丸ごと入ってます。
参考:https://tabicoffret.com/article/75996/index.html

 

下はコオロギせんべい。
こちらはコオロギチップスと近そうです。

丸ごと系
コオロギパウダー

コオロギパウダーそのものの販売も行われています。
こちらでパンやクッキーなどを作ったら面白そう。

コオロギ食品は今はまだ割高な感は否めませんが、そのうち一般的な食材として普及すれば、下手な主食よりも安くなる可能性があるのでしょうか。
味は特に変わっていると感じなかったので、昆虫食に抵抗感が無い+甲殻類アレルギーでない方は是非お試しあれ!

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