3級に引き続き、「繊維テキスタイル認定資格 」の2級を受けて、無事合格できました。
やはり普段触れない分野の勉強って、学びが多くて面白い!
前回記事↓
内容は3級と比べ少し高度に
範囲は3級を土台に、もう一歩進んだ知識が中心。素材や生地の特性や加工方法に加えて、一部では合成繊維の歴史なども学べます。
今回学んだもののうちで、最も身近に感じたのはテキスタイルの模様パートでしょうか。普段何気なく「チェック柄だ」「ドット柄だ」「ストライプ柄だ」とブラウン管並みのぼんやり解像度で目にしていた模様の理解度が一気に上がって、今度から布屋や服屋に行くのが楽しくなりそうです。
「チェック柄」「ボーダー柄」「ドット柄」の種類
面白いと感じたことはぜひ書き残すべきだと思ったので、チェック柄やストライプ柄、ドット柄の種類を一部メモ代わりに書いておきます。図はそのうち(いつ?)付け加えたい……
チェック
ギンガムチェック→シンプルな格子柄。白×他の色でデザインしたものを指します。
タータンチェック→大柄の格子模様。昔のスコットランドの氏族が家紋のように代々受け継いだタータンもあったとか。ロマンしかない。
マドラスチェック→色使いが多い、インド発祥のチェック柄。マドラスチェックの中にもさらに複数種類があるようです。
アーガイルチェック→ダイヤ柄の上に細い斜めの線を引いて交差させた模様。
タッターソールチェック→馬に掛ける毛布などに使われていた、明るい地に2色の細かめのチェック。
ボーダー
ピンストライプ→ピンで引いたような細い線のストライプ。間隔が2cm程度にデザインされることが多い。
ペンシルストライプ→鉛筆で引いたような太さのストライプ。
チョークストライプ→ふんわりとした印象の線を並べたストライプ。
オルタネートストライプ→異なる色や幅の線を2種類並べたもの。
レジメンタルストライプ→イギリスの近衛連隊が軍旗に使用していた、斜めのストライプ。右上がりが本場らしい。
ドット
ピンドット→1、2mmの細かい水玉を並べた柄。
ポルカドット→5〜10mmの水玉を並べた柄。
コインドット→2、3cmの水玉を並べた柄。
スポット→コインドットよりも大きい水玉が並んでいる柄。
ダブルドット→2つの円を重ねたりセットにしたりして並べているもの。
リングドット→リングのように真ん中がくり抜かれた水玉を並べた柄。
……などなど。上記以外にもとにかくたくさん種類があり、見ているだけで楽しくなります。
受験料と合格ライン
受験料は税込6600円(税率10%)で、2級は全30問中27問以上の正解で合格なので、3級よりも少しだけ合格ラインが高くなっています。
例によって筆者が続きを受けるかどうかは未定ですが(1級の受験料は税抜で9900円と、遊びで受けるには少し躊躇う金額になってきます……ww)、繊維に関する知識はもっと深めていきたいですね。
認定資格に関して、詳しくは公式サイトをご確認ください。
参考
・チェック柄の種類|20パターンを画像付きで紹介
・タータンチェックはどれも同じじゃありません。代表4柄を知って好きなマフラーを選ぼう
・色々なドット柄の種類(11種)や名前の一覧(イラスト付)
・いくつ知ってる?ストライプ柄の種類とその歴史