「Soundcore Space Q45」を3ヶ月使ってみた感想 ノイズキャンセリング性能などは?

Ankerのノイズキャンセリング機能を搭載したワイヤレスヘッドホン「Soundcore Space Q45」を購入し、実際に約3ヶ月間使ってみた感想をまとめます。
※個人の感想です

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使用環境:主にスマホとPS5

筆者の「Soundcore Space Q45」の使用環境ですが、Bluetoothでスマホに接続して使うか、有線接続でPS5に接続して使うことが多いです。

ちなみに有線接続でも、その状態で電源をONにすればノイズキャンセリング機能を使えます。
が、電源オフ時(ノイズキャンセリングOFF時)と音量の差があるので、そこは少し気になりました(ほかのヘッドホンも同じ感じ?それともPS5側の設定の問題?)。

ノイズキャンセリング性能は思ったよりも優秀に感じた

「Soundcore Space Q45」を買う上で一番気になっていたノイズキャンセリング性能について。
筆者はノイズキャンセリング付きのイヤホンorヘッドホンを使うのが初めてだったため、どの程度周りの音を消してくれるのか想像がつかない部分がありましたが、実際に使ってみたところ「思ったよりも消える」という感想を持ちました。

「Soundcore Space Q45」は、周囲の騒音レベルに合わせて自動でノイズキャンセリング強度を調節してくれる「ウルトラノイズキャンセリング2.0」を搭載しているとのこと。

強度の設定を「自動」にした時、何をどのくらい消してくれるのか、下記にメモ書きを記しておきます。

  • エアコンの音は完全に消してくれる
  • 音楽の音や話し声はほとんど消してくれる
    →なかでも環境音と化しているガヤガヤとした話し声はかなり軽減されます。ただ、近い場所から発せられる声はあまり軽減されません。
  • 瞬間的な音には弱く、ほとんど軽減されない

電車の中で使うとどうなる?

駆動音と車内放送は聴こえます。話し声も距離が近い物を中心に少し聞こえる。ガヤガヤは聞こえない。たまに消しきれずに、おそらく反対の周波数であろうゴォーっという音がするのが少し気になりました。

ノイズキャンセリング無しのイヤホンの場合、電車の中ではかなり音量を上げなければ満足に音が聞こえませんでしたが、ノイズキャンセリング付きの機器を使うことによって、音量を下げることができました。

外で使うとどうなる?

風の音や喧騒は良い感じに消してくれます。
物音は完全には消えませんが、完全に消してしまうと危険だと思う派なのでちょうどよかったです。
また、風が強い場合はヘッドホン本体の風切り音がします。

打撃音など瞬間的な音には弱い

一方で、足音や何かを落とす音といった、瞬間的な音はほとんど消すことができませんでした。

しかしこれは、マイクで音を拾ってからノイズキャンセルするという構造上どうしようもないことかと思いますし、ほかのほとんどのノイズキャンセリング付きヘッドホンも同じような気がします。

音質には満足

音質には満足しています。というより、音質の良し悪しを聞き分けられるほど耳が肥えていない、が正解です。
とはいえ安いイヤホン・ヘッドホンを使うよりは格段に音質と音の解像度がアップし、聴こえる音が増えました。

特に解像度(?)については、安い機器だと楽器がたくさん使われている楽曲を聴く際に音が密集しすぎて潰れてしまいますが、「Soundcore Space Q45」を使用したところ一音一音がわかるようになりました。

筆者のように、「音質については正直よくわからないが、なんとなく良い音でゲームをしたり、音楽を楽しみたい」という層にはぴったりかと思います。
また、「LDAC」というハイレゾ音源にも対応しています。

着用感は“もちもち”

クッション部分がベーグルのようにすべすべもちもちしていて、なんともクセになります。
締め付けもキツくなく(※サイズは調整可能です)、長時間着けていても、頭が痛くなったりすることはありませんでした。

バッテリー持ちも良い

公式からの説明によると、最大で65時間連続再生できるとのことです。2.5日間ぶっ通しで再生し続けられるのは驚異ですよね。
バッテリーの残量は、アプリで確認できるほか、起動時に音声ガイドがアナウンスしてくれます。

「最大」という言葉からも、おそらくこれは「ノイズキャンセリング無しで」65時間という意味でしょうかね?
実際の使用感としては、常にノイズキャンセリング有りの状態でも、1日〜2日は充電無しで使えています。
(「バッテリーミディアム」のアナウンスがあってしばらくしたら充電するという使い方をしていて、0になるまで使ったことがないのであれですが……)
とにかく、バッテリー持ちに関しては全く不満はありません。

充電方法は、タイプC端子を差し込むタイプです。
コードに繋ぐのが少し面倒くさく感じますが、これは仕方ない。

その他の機能

アプリの画面

ほか、便利だと思った機能を挙げます。

2台に同時接続可能(マルチポイント接続)

「Soundcore Space Q45」は、2台の機器に同時接続ができる「マルチポイント」機能を搭載しています。
たとえば、スマホで音楽を聴きながら仕事をして、Web会議の時は音楽をストップ&PC接続にさっと切り替えて通話をするという使い方もできます。

アプリで好みの音に調節できる(イラコイザー)

スマホアプリを使って好みの音に調節できるイラコイザー機能が付いていました。
全ての音をバランスよく聴きたい派や、低音を強くしたい派などがいると思いますが、プリセット設定のほかに自分で設定をいじれたりもするのがうれしいです。

「Soundcore Space Q45」感想まとめ

開封時の様子

こうなればもっといいな、という点はいくつかあるものの、初めて買うノイズキャンセリングヘッドホンとしては非常に満足です!!!!!!

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